はんだ付けアートコンテスト
はんだ付けアート”コンテスト優勝作品(2018年度)
2018年11月30日 日本はんだ付け協会での厳正な審査の結果
☆優勝
fullerene_60さんの作品 タイトル:「鳥」
羽根を1枚づつΦ0.12mmのスズメッキ線をはんだ付けすることで
制作されており、https://goo.gl/2gCgTR
羽1枚だけでも相当な時間が費やされていることが想像されます。
(本来、製造過程は見るべきではないのかもしれませんが、驚愕いたしました・・)
鳥を全体像からではなく、羽の集合体であると捉え、全ての羽パーツを制作して接合し、
作品とされたことに、発想、着眼点の面から考慮して画期的であると審査員一同
感動いたしました。
ブロンズや彫刻では出来ない「はんだ付け」ならではの表現方法が出来た作品です。
☆第2位
株式会社デンソー
先端技能開発部モビリティ実験室
銀鮎製作チーム 様の作品 タイトル「はんだ魚像 銀鮎」
鮎釣りをされる方ならわかりますが、腹の曲がったあたりの光り方、質感が
本物そっくりです。細かな矢型の点線やヒレ、顎の形、頭の形などは、よほど鮎が好きな方でないと
表現できないところです。(3枚の写真がUPされており、角度を変えてご覧いただけます)
「はんだ」ならではの鈍い光り方が上手く活かされている作品です。
☆第3位
tyannekooさんの作品 タイトル:「日本刀」
インスタグラムには、8枚の写真がUPされており、刀身の刃紋や、刀の各パーツがそれぞれ
実物のように分解できることがわかります。刀身も見事ですが、鞘も刀身が納められるように
なっており、「どうやって作ったのだろう?・・」と思わせる力作です。
こちらも「はんだ」ならではの鈍い光り方が「妖刀」を思わせる優秀な作品です。
☆審査員特別賞
fullerene_60さんの作品 タイトル:「トンボ」
元々この賞は、予定しておりませんでしたが、この作品が入賞しないのは
あまりに惜しい・・ということで特別賞です。今までもトンボを作品にされた例はありましたが、
1枚のシートと捉えられがちな透明な翅を、翅脈を忠実に再現することで表現されている点が
審査員を驚かしました。「なるほど・・トンボの翅ってこうだったなあ・・」と思わせる
素晴らしい作品です。
に決定いたしました。
今年から初めてインスタグラムを使ったコンテストへの応募方法を採用いたしましたが、
改めて凄い作品が集まりました。
入賞者には、直接ご連絡を差し上げて、ご住所お名前を教えていただき
賞状、盾、副賞をお送りさせていただきます。
惜しくも入賞されなかった方にもお礼申し上げます。
「はんだ付けアートコンテスト2018」へ作品をご応募いただきまして
ありがとうございました。
引き続き来年もご応募よろしくお願いいたします。
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